
クレジットカード現金化は一歩間違えると業者側が罰せられる恐れがある「グレー」な資金調達法です。
また、消費者金融を利用できない(信用ブラックなど)の人に対しては、他の選択肢が無いという弱みに付け込み、詐欺まがいの行為をするという悪徳業者も存在しています。
損をしないために、誤って悪徳業者を利用してしまわないために、よくある手口を知っておきましょう。
悪徳業者が多く用いる手口としては、以下の6つが挙げられます。

ホームページでは高い換金率を表示していますが、実際に利用すると低い換金率で案内される場合があります。
様々な名目で手数料を取られるケースがあるほか「店頭表示の換金率一覧は最大値であり、今回の条件では低い換金率になる」といったあやふやな説明をされることも。
店頭表示の換金率が高いだけで選ぶのではなく、口コミなどを参考に実質換金率が高い業者を選ぶようにしましょう。
最短5分や24時間営業の業者でも、少ない人員で運営しているなどの理由から長時間待たされるケースがあります。
違う事業がメインでクレジットカード現金化は片手間で対応している業者も多い業界です。
固定電話へかけても担当者の携帯電話へ転送、24時間営業の表記があっても担当者が仮眠中などで対応してくれないことも珍しくありません。
営業時間内にかけても翌営業日以降の対応になってしまうことがあるので、急いでいる時は多くのスタッフが常駐している大手を選ぶと安心です。

悪徳業者はコンプライアンスを遵守していません。
問い合わせをすると強引な勧誘をされ、申込者の個人情報を悪用して他の情報商材や資金調達法の勧誘を受ける場合もあります。
軽い気持ちで問い合わせる方がいますが、悪徳業者に個人情報を渡すのはあまりおすすめできません。
複数の業者から見積を比較したい場合でも、優良店に絞り込んで相談するようにしてください。
優良店の探し方
クレジットカード現金化は貸金業のような取得が難しい許認可が不要であり、言わば簡単に新規参入できてしまう業界です。
そのため、正しいノウハウがない業者も多く見られ、最悪の場合クレジットカード会社に現金化行為がバレてしまう恐れがあります。(しっかりとした安全対策がなされていないなど)
強制解約・一括弁済の請求・信用情報に事故登録するなどのペナルティを受ける可能性もゼロではありませんので、安全性を最優先にするためにも悪徳業者の利用は避けた方が賢明です。
クレジットカード現金化で集客をして、申込者に違法な貸付を案内している悪徳業者がいます。
闇金業者がクレジットカード現金化を隠れ蓑にしている場合があり、利用すると法外な利息を取られるのでくれぐれもご注意ください。

闇金は利息が元金の数倍に膨れ上がるまで返済の受け入れを拒否することや、家族や職場に連絡するなど悪質な取り立てがなされる場合もあります。
クレジットカード決済を確認した後、音信不通になってしまう→現金が振り込まれないという手口が報告されています。
仮に業者側と連絡がとれても、現金での還元ではなく自社サービスで使えるポイント還元をするなど、強引な口実で現金をだまし取ってくる悪徳業者も存在しています。
このような悪徳業者は短期間で多くの利用者から現金を集めて逃げるため、新サービスを作る→閉鎖してまた別のサービスを始めるというサイクルを繰り返し行うというのが一般的です。

「換金率が高い」「振込スピードが遅い」「営業が多い」「個人情報の扱いが不適切」など、とにかく全てのサービスが粗悪です。
スタッフの品質も低く、失礼な言葉を浴びせられることや脅迫まがいな対応をされることも珍しくありません。
悪徳業者と関わると損しかありませんので、しっかりと事前に下調べをし、悪徳業者には絶対相談しないようにしてください。
相談や手続きをしていて対応が悪いと感じた場合は、改めて悪徳業者の疑いをかけて慎重に行動することが大切です。